
photo credit: Michael Cornelius via photopin cc
みなさん、こんにちは!
最近、仕事で忙殺されてブログが更新できないぶおでございます。
さて、今日のお題は「サイクルコンピュータ」。略して「サイコン」です。
カブの標準装備で不満な点としてトリップメーターが無いっておもっている方は結構いらっしゃるみたいですね。
燃費計算やツーリングでの走行距離などトリップメーターがあれば楽ちんです。
サイクルコンピュータにはトリップメーター以外にも、車速の表示や時計表示などの機能もあったりします。
センサーとの通信方法の違いやバッテリの寿命など、機種によって違いがあるので、購入前に調べてみました。
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スマホで代用出来る?サイクルコンピュータの機能に付いて
サイクルコンピュータを調べる前に、スマホで代用出来ないかかんがえてみましょう。
自分のカブプロにはスマホホルダ&USB電源が付いているのでこれを利用できないか考えてみます。
参考記事
パーツインプレッション-スマホホルダiH100-S
カブ110プロにUSB電源を取り付け
USB電源とスマホナビのインプレ
スマホのアプリにはカーナビやGPSロガー(定期的に自分の現在地を記録するアプリ)、はたまた現在の移動速度まで計算してくれる物がも結構あります。
これらの機能を上手く活用すればサイクルコンピュータの代わりになりそうです。
ただし、バイクの移動時のみ起動して降りたら停止する必要がありますねえ
そうしないと、徒歩や電車などの移動まで積算されてしまいます。
ツーリングで当日の走行距離や平均時速などを記録するにはいいかもしれませんが、日々の使用で燃費計算などに使うためのトリップメーターにはちょっと厳しそうです。。
と言う訳で自分の求める機能はスマホで代用可能かもしれませんが、使用方法が煩雑になりそうです。
ケイデンスセンサーってなに??
各種サイクルコンピュータを見ていると「ケイデンスセンサー」なる言葉を散見します。
ケイデンス(英: cadence)とは、自転車において1分間のクランク回転数のこと。自転車に乗る人がペダルを回す速さを示す数字である。rpm(回転毎分)を単位として表す。
引用:wikipedia
自転車の場合はスピード以外にも運転手がどれだけペダルを漕いだかも記録出来るんですねぇ
これにより消費カロリーなども計算できるようです。
カブに付けるなら必要ないですねw
スピードセンサーによる距離計算
サイクルコンピュータはスピードセンサーから現在のスピードを取得して距離を計算しています。
GPSで移動距離や車速を計算する物もありますが、こちらにはちょっと問題があります。
GPSによる測定誤差の仕組み
以下の図ように①から②に向かって走行している事を考えます。
走行距離は①からスタートして十字路を通過し②の地点に到達します。
GPSでの位置計測は制度にもよりますが数秒から数十秒感覚です。以下の図の緑丸&緑線ように
- ①で計測
- 十字路で計測
- ②で計測
と言う具合に計測されれば何も問題ないのですが次の図のように
- ①で計測
- ②で計測
十字路付近で一切計測されないと、①から②へ直線で移動したように距離計算される場合があります。
これでは正確な走行距離も算出できないしスピード自体も間違って表示されます。
上記の例は極端かもしれませんが、点による現在地の取得ではこのような誤差が発生してしまいます。
GPSだけではちょっと不安だけどセンサーの設置も面倒 ><
基本的なサイクルコンピュータのスピードセンサーの取り付けはタイヤのスポークに磁石を数か所(3か所程度)を取り付けてサスペンションなどにセンサーを取り付けます
さらにそこから、ハンドル周りに設置されたモニター(本体)に配線しないといけません。
商品によってはセンサーとモニター(本体)をブルートゥースなどで通信する物もあるようです。
無線の商品なら配線の取り回しは不要になるので取り付け難度を大きく下がりそうです。(ただし値段が上がるか・・・)
まとめ
GPSは素晴らしいシステムですが、上記のような弱点があります。車のカーナビも車自体のスピードセンサから車速を取得することで上の様な弱点を補っているわけです。
燃費計算などに利用することを考えると自分的にはスピードセンサの取り付けは必須です。
他にも商品毎に実装されている機能の違いなどもあるようですので、そこらへんを踏まえてどのサイクルコンピュータにするか考えたいと思います^^